2026年 初心者向け
ゲーミングPC 購入ガイド
初めてゲーミングPCを購入する方、買い替えを検討している方へ。 CPU・GPU・メモリ・ストレージの選び方から、FPSの考え方、おすすめ構成までわかりやすく解説します。
はじめまして。ゲーミングPC・BTOショップ「てくもに」です。
近年、PCパーツ価格の上昇により、ゲーミングPCは以前より高価になっています。だからこそ購入前に「何を遊びたいのか」「どれくらい長く使いたいのか」を考えながら、自分に合った構成を選ぶことが大切です。
PCゲームには、軽いゲームから高い性能を求める重量級タイトルまでさまざまな種類があります。今遊びたいゲームだけでなく、数年先を見据えた将来性も意識して選びましょう。
最初に結論
何を重視するかによって、選びたいCPUとGPUの組み合わせは変わります。2026年の構成例です。
高FPS・高画質を求めるなら
Ryzen 7 9800X3D
×
RTX 5070 Ti / RX 9070 XT
フルHD・WQHDで高画質と高FPSを両立したい方に向いた構成。
結論に挙げた構成のゲーミングPC
掲載商品は現在販売中のモデルです。横にスクロールして比較できます。
商品一覧を見る →ゲームプレイにおける「快適」とは?
ゲームの快適さに大きく関わる指標のひとつが「フレームレート(FPS)」です。FPS(Frames Per Second)は、1秒間に何枚の映像を表示できるかを表します。PCのスペックによって大きく変わり、数字が高いほど映像が滑らかになり、操作感が向上します。
一般的な滑らかさの基準
より滑らかな映像
競技タイトルで高いFPSを重視する場合
どれくらいFPSが出れば快適?
てくもにが目安として紹介していたジャンル別の推奨値です。画質設定・解像度・個人の感じ方で変わります。
競技タイトルは240〜360FPS、一般的なゲームは100FPS以上がひとつの目安です。ゲーム側で60FPS・120FPSなどの上限が設けられている場合もあります。
高いFPSを出すためには?
高FPSには基本的にGPU(グラフィックカード)の性能が重要です。ただし、VALORANT・Escape from Tarkov・Minecraft(描画設定やModによる)など、CPU性能が大きく影響するタイトルもあります。特に競技タイトルではCPUにも注目しましょう。
GPU(グラフィックボード)の選び方
GPUはゲームの映像処理を担当し、FPSと画質に大きく影響します。おおむね高性能なモデルほど高画質・高解像度に対応しやすくなりますが、価格も上がります。
GPUに搭載されるVRAM(ビデオメモリ)はテクスチャなどを一時保存する領域です。不足するとカクつきやFPS低下につながる場合があります。VALORANTやLeague of Legendsのような軽いタイトルなら8GBでも十分な場合がありますが、重量級タイトルでは12GB以上が安心です。
GPU性能の比較
数値が大きいほど性能が高くなります。
NVIDIA GeForce RTX 5080
AMD Radeon 9070 XT 16GB
NVIDIA GeForce RTX 5070 Ti
NVIDIA GeForce RTX 5070
AMD Radeon 9060 XT 16GB
AMD Radeon 9060 XT 8GB
NVIDIA GeForce RTX 5060Ti 16GB
NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti 8GB
NVIDIA GeForce RTX 5060 8GB
AMD Radeon 7600 8GB
バーの長さは表示中の最大値を基準にした比較用です。100点満点ではなく、ゲーム別FPSを示すものでもありません。
NVIDIA RTX と AMD Radeon の違い
どちらもゲームの描画に使えるGPUですが、得意分野に違いがあります。
NVIDIA RTX
- レイトレーシング
- DLSSによるアップスケーリング
- フレーム生成・AI系機能
- 配信・クリエイティブ用途のソフトウェア対応
AMD Radeon
- ゲーム性能あたりの価格
- ミドル〜ミドルハイクラスのコストパフォーマンス
配信・AI機能・レイトレーシング・アップスケーリングを重視する方にはNVIDIA RTXが有力です。一方、予算を抑えながら高いFPSを求める方にはAMD Radeonも魅力的な選択肢です。Radeonにも配信機能やレイトレーシング機能はありますが、対応技術やソフトウェアの広さでRTXが有利になる場面があります。
解像度別・GPUの目安
- フルHD
- RTX 5060 / 5060 Ti / 5070、RX 9060 XTなど
- WQHD
- RTX 5070 / 5070 Ti、RX 9070 XTなど
- 4K
- RTX 5080 / 5090など
ゲーム・画質設定・目標FPSによって適切なGPUは変わります。
CPU(プロセッサ)の選び方
CPUはゲームや作業全体の処理を担当するPCの「頭脳」です。コア数・動作周波数だけでなく、世代・内部構造・キャッシュ容量によっても性能が変わります。例えば同じ8コア16スレッドでも、Ryzen 7 5700Xと9700Xでは性能が異なります。
AMD Ryzenの「X3D」モデルは大容量キャッシュを備えており、多くのゲームで高いFPSを狙いやすいのが特徴です。
CPUのゲーム性能比較
数値が大きいほど性能が高くなります。
AMD Ryzen 7 9800X3D
AMD Ryzen 9 9950X3D
AMD Ryzen 7 7800X3D
Intel Core Ultra 7 270K Plus
AMD Ryzen 9 9950X
AMD Ryzen 7 9700X
Intel Core Ultra 5 250K Plus
AMD Ryzen 5 9600X
AMD Ryzen 7 5700X
バーの長さは表示中の最大値を基準にした比較用です。100点満点ではなく、ゲーム別FPSを示すものでもありません。
ゲーム中心なら9600X・9700Xは価格と性能のバランスが良い選択肢です。高FPS重視なら7800X3D・9800X3D、映像制作や3D制作などの高負荷作業も行うなら9950X・9950X3Dも候補になります。
メモリの選び方
メモリはゲームやアプリのデータを一時保存する「作業スペース」です。容量が不足すると、ゲーム中のカクつきやソフトの動作遅延につながる場合があります。ゲームとDiscordやブラウザを同時に使う場合にも32GBあると余裕があります。
16GB
比較的軽いゲームを中心とした用途向け。
32GB おすすめ
ゲーム・Discord・ブラウザなどを同時に使いやすい容量。
64GB
動画編集・3D制作・AI利用など専門的な作業向け。
メモリが足りない場合、Windowsはストレージの一部を仮想メモリとして使えますが、物理メモリより遅いためカクつくことがあります。
メモリの速度について
DDR5-5600・6000・6400などの速度も性能に影響しますが、一般的にはCPUやGPUほど大きな差ではありません。2026年のゲーミングPCではDDR5-5600〜6400程度がひとつの目安です。
ストレージ(M.2 SSD)の選び方
ストレージはゲームやソフト・写真・動画を保存する場所です。インストールするゲーム数や録画・編集データの量に合わせて容量を選びましょう。
1TB
ゲームを数本遊ぶ方や一般的な用途向け(3〜10タイトル程度が目安)。
2TB
複数タイトルを遊ぶ方、録画・動画編集もする方に(10タイトル以上が目安)。
4TB
多くのゲームや大量の録画・動画編集データを保存したい方向け。
ゲーム容量はタイトルによって大きく異なり、100GBを超えるものもあります。
ストレージ速度について
現在のゲーミングPCではM.2 NVMe SSDが主流です。読み込み速度が5,000〜7,000MB/s程度あれば、多くの用途で快適に利用できます。SSD速度はゲームのロード時間に影響しますが、FPSへの影響は比較的小さいため、まずはCPU・GPUを優先して選ぶのがおすすめです。
まとめ
ゲーミングPC選びで大切なのは、「一番高性能なPCを選ぶこと」ではなく、「自分に合ったPCを選ぶこと」です。
遊びたいゲーム、目標FPS、解像度、予算。それらに合わせて選ぶことで、後悔しにくいPC選びにつながります。迷ったら、まずは用途を決めるところから始めてみてください。